米焼酎

米焼酎

和食・天ぷら「山里」でご提供している焼酎の中では、芋焼酎や麦焼酎が特に人気ですが、さらりとして飲みやすい米焼酎も見のがせません。原料米や麹に由来する穏やかな香味が特徴の米焼酎は、旬の食材のうまみをより一層引きたててくれます。昔はアルコール度数が40度前後の銘柄もありましたが、最近は20度~25度ほどが主流となっています。お湯や水で割る場合には、5:5の比率で割ると、ワインと同じくらいのアルコール度数になるので、大変飲みやすくおすすめです。

米焼酎は古来より全国各地で造られていますが、特に熊本県は米焼酎の一大産地とされ、「森のくまさん」や「ヒノヒカリ」といった美味しい食用米だけでなく、酒米もさかんに作られています。「球磨焼酎」を育む熊本県球磨地方の盆地には、人吉藩により整備された用水路に沿って、美しい水田が広がります。豊かな自然が残る球磨川沿いには、30軒を超える蔵元が連なり、500年も前から洗練された米焼酎が造られてきました。

球磨焼酎は1995年に世界貿易機関(WTO)の協定において、「壱岐焼酎」、「薩摩焼酎」、「琉球泡盛」とともに、地理的表示の産地指定を受けました。フランスのシャンパーニュ同様、生産地域や製造方法などが保護された国際ブランドとして認められているのです。

同じ球磨焼酎でも、使用する麹や原料米、蒸留器の種類、貯蔵熟成方法などの違いによって、それぞれの蔵の特徴があらわれます。江戸時代より400年続く蔵元、鳥飼酒造で造られる「吟香 鳥飼」は、磨かれた技と自家培養の酵母による、華やかな吟醸香と柔らかな味わいが特徴の美酒です。和食・天ぷら「山里」にて、ふぐ刺し、ふぐちり鍋、白子焼き、黒豚角煮などを盛りたてるパートナーとして、ぜひお愉しみください。

吟香「鳥飼」
60ml ¥1,300

和食・天ぷら 「山里」
ソムリエ 岡田昌男