薩摩焼酎

薩摩焼酎

和食・天ぷら「山里」で人気の焼酎の筆頭といえば、何といっても鹿児島の芋焼酎、「薩摩焼酎」です。鹿児島県産の黒豚の角煮やしゃぶしゃぶ、鯛のあら炊きなど、しっかりとした味わいのお料理によく合います。

芋焼酎の最大の特徴である香りを最も引き立てる飲み方は「お湯割り」です。鹿児島では「湯を先に、焼酎を後から注ぐ」のが基本とされていますが、これは、お湯と焼酎の温度差でできる対流によって、お湯と焼酎がうまくなじみ、よりやわらかく香りが立つためです。

また、鹿児島では昔から「前割り」をした焼酎が飲まれてきました。焼酎のアルコール度数は幅広く、20度の飲みやすいものから、40度前後のウイスキー並みのものまであります。自分の好みの度数になるよう割り水をして数日間なじませる「前割り」は、味がまろやかになり大変おすすめです。

鹿児島では晩酌のことを、「だれ(疲れ)」を「やめ(止める)」という意味から、「だれやめ」、「だいやみ」などと言います。「しおけ」(酒の肴)とともに、薩摩焼酎専用の酒器「黒千代香(くろぢょか)」に入れた熱々の焼酎を囲んで、気の置けない仲間と一日の疲れを癒すのが鹿児島流の「だれやめ」です。

最後に、山里のおすすめの本格芋焼酎、古式有機原酒「なゝこ(ななこ)」をご紹介いたします。「古式」と「手造り」にこだわる焼酎蔵「薩州濵田屋伝兵衛」の「なゝこ」は、日本最古の黄麹「アスペルギルス・オリゼー」、明治時代に発見された日本固有の清酒酵母「サッカロマイセス・サケ」、でんぷんを多く含むサツマイモ「黄金千貫」(100%有機栽培)、ミネラルを含んだ霊峰「冠嶽」の清らかな水を使用するなど、七つの「古(いにしえ)」にこだわった極上の焼酎です。焼酎通の方はもちろん、焼酎になじみの少ない方にもぜひご賞味いただきたい逸品です。また、日本古来の「和」の色を取り入れた美しいボトルは、毎年デザインが変わるため、コレクションをされる方も多くいらっしゃいます。

和食・天ぷら 「山里」
ソムリエ 岡田昌男