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ヴィエイユ・ヴィーニュ(Vieille Vignes)
ヴィエイユ・ヴィーニュ(Vieille Vignes)画像

ワインラベルによく登場する単語 “ヴィエイユ・ヴィーニュ(Vieilles Vignes)”。 この “ヴィエイユ・ヴィーニュ” とはどういう意味なのでしょうか。

“ヴィエイユ・ヴィーニュ” には「古い(Vieilles)」「ブドウ樹(Vignes)」という意味があります。つまりラベルに“Vieilles Vignes”と書かれているワインは古いブドウ樹のみから造られたワインということです。
一般的に、ワインは古いブドウ樹から造られたワインの方が、若いブドウ樹から造られたものよりも美味しいと言われています。
つまり、“ヴィエイユ・ヴィーニュ”の表記がされているワインは美味しいワインだと言っていることと同じなのです。

では、美味しいワインの条件とは何でしょうか。美味しいワインだと言われるために、一番重要な条件は香りや味わいの「複雑さ」です。
花の香り、ミネラル感、スパイスなど、多くの要素がそのワインに含まれ、複雑な香り、味わいを出していることが重要なのです。
この複雑さをワインが出すためには、原料となるブドウの実が成長の過程で多くの要素を吸収しなければなりません。根が深く張っている古いブドウ樹は、若いブドウ樹より地中にある多くの成分を吸収できるので、この複雑さを出すことのできる実ができやすいのです。
また、若いブドウ樹はエネルギーをたくさん持っているため、余計なエネルギーを放出しようと多くの実をつけます。ただし、ワインを製造する過程で間引きをされてしまうため、結果的にエネルギーを放出する場所が少なくなってしまい、ブドウ樹自体にストレスを与えてしまいます。その分、少量の実しかつけない古いブドウ樹は、間引きされる数も少なく、ストレスを与えることなくワインの製造まで行うことができるのです。

美味しいワインだというアピールである “ヴィエイユ・ヴィーニュ”という名前ですが、表記をするかどうかの規定は定められていません。生産者によってはどんなに古いブドウ樹から造っていても表記しない方もいらっしゃいます。 地域や生産者によりますが、“ヴィエイユ・ヴィーニュ”と表記があるワインは樹齢30年以上のブドウと考えてもよいのではないでしょうか。

今回の、マルシェ・デ・ヴァンVol.12 事前販売のGセットにも“ヴィエイユ・ヴィーニュ”のワインが含まれています。
この機会にぜひ、ブドウ樹の複雑さ感じる1本をお試しください。

 

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