ワイン散策

 

~番外編 -イタリアワイン
産地視察~

アルバの白トリュフ祭り
トリュフ祭り画像

私、ホテルオークラ東京 チーフソムリエ 渡部が旅したワイン名産国の1つ、イタリア。 昨年、ホテルオークラ ワインアカデミーの受講者様と一緒に、ピエモンテ州 アルバを訪れました。 年に1度、この地で開かれる世界最大級の白トリュフ市、「トリュフ祭り」についてご紹介いたします。

白トリュフ市画像

白トリュフの名産地であるアルバだからこそ、実現するこのお祭り。毎年、世界各国からトリュフのバイヤーや観光客が集まります。2017年は10月7日(土)~11月26日(日)に開催予定です。2016年の白トリュフ相場は、1g 7ユーロでした。日本で手に入れる値段よりも、半額以下で愉しめるのが、このお祭りの魅力です。
世界最大級のお祭りであるだけあって、会場にはむせ返るほど、トリュフの香りが漂っています。チーズや瓶詰など、トリュフを使ったさまざまな加工品も並びます。中には、その場でいただくことのできる屋台もあり、白トリュフを満喫できる会場となっています。

美味しい白トリュフのポイントは3つある、と会場の方から教わりました。
1つ目は「重さ」。重いものほど、実が詰まっている証拠であり、手に持って確かめることが重要だそうです。
2つ目は「香り」。トリュフの命とも言える「香り」には、濃厚で凝縮された強い香りを持つものと、上品で華やかな軽い香りを持つものの2タイプがあります。あくまでも、ご自身のお好みで選ばれることをおすすめします。ちなみに、私、渡部の好みは前者の濃厚なタイプです。
3つ目は「新鮮さ」。トリュフは食材の中でも、変化の早い食材です。時間が経てば経つほど命とも言える「香り」は失われていきます。収穫して3~4日のうちがベストな状態ですので、日本国内では、なかなか難しい条件です。

この条件を満たした、美味しい白トリュフを愉しめるのも現地に行くからこそ。
白トリュフと卵の相性は抜群。この組み合わせを求めて、アルバのレストランにはお客様が集まります。

この地域のもう1つの特徴といえば、イタリア有数の高級ワイン産地であることです。中でも有名なバローロという品種は、熟成させるとトリュフとの相性も抜群です。

ホテルオークラ ワインアカデミーでは、このように年に一度、海外旅行視察を行っております。日本では味わうことのできない至福の瞬間を、ぜひイタリア アルバの地で味わってみてはいかがでしょうか。

ホテルオークラ東京
チーフソムリエ
渡部 明央

白トリュフ市画像

 

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