ワイン散策

 

~ブルゴーニュ散策~

コート・ド・ニュイ地区3
コート・ド・ニュイ、モレ・サン・ドニ地図画像

今回は「ブルゴーニュ散策 コート・ド・ニュイ地区 Ⅱ」でご紹介したジュヴレ・シャンベルタン村の南隣に位置するモレ・サン・ドニ村をご紹介いたします。

モレ・サン・ドニ村で造られる赤ワインは、しっかりとした果実味と、凝縮したボディの強さが魅力。ジュヴレ・シャンベルタンよりも果実味やミネラルが強く感じられ、よりスケールの大きな味わいが特徴です。

ジュヴレ・シャンベルタン村に比べて小さな村ですが、クロ・ドゥ・タールやクロ・デ・ランブレといった5つのグランクリュとプルミエクリュが狭い範囲にひしめきあっています。特にクロ・ドゥ・タールはこの村の代表的なグランクリュであり、「モノポール」と呼ばれる単一生産者による所有でも有名です。12世紀にキリスト教・シトー修道会系のタール修道院がワイン生産を始めたこの畑は、約900年にもわたる長い歴史の中で一度も分割されたことがないという非常に稀有な歴史を持つ由緒正しい畑です。

ところで、多くの畑名に付く「クロ」とはどういう意味なのでしょうか。
フランス語の”clos”は「囲い」を意味し、石垣で囲われた葡萄畑を指します。この地域では11~12世紀にシトー派の修道院が所有していた畑が現在も数多く残っているため、畑名に”clos”が付いていることは、歴史のある畑であることを示しています。実際にモレ・サン・ドニ村を歩いてみると、石垣に囲われた葡萄畑が広がる中に小さなホテルやレストランが点在し、とても綺麗な景色が広がっています。機会があれば、ぜひゆっくりと散策してみてください。

 

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