~ブルゴーニュ散策~ 
ディジョン

ディジョン地図画像

フランス高級ワイン産地として名高いブルゴーニュ地方。 その中でも、特に銘醸地として知られるコートドール地区を散策します。

第1回目の今回は、コートドール地区の最北に位置するディジョン(Dijon)市をご紹介します。
ディジョン市では実はワインに使用するブドウの栽培を行っていません。しかし、ブルゴーニュを語る上で欠かせない場所の1つなのです。

ブルゴーニュで有名なブドウの品種と言えば、白はシャルドネとアリゴテ、赤はピノ・ノワールとガメイです。
このブドウ、特に高級ワインを造る、シャルドネやピノ・ノワールを育てるのに大切な研究がクローン研究です。
ここで言うクローン研究とは、最適な環境で、素晴らしいブドウを育てるために、それぞれ特性をもった木々を作り出す研究のことを言います。
コートドール地区で育てられるブドウのクローン研究は、ディジョン市にあるディジョン大学(現:ブルゴーニュ大学)で行われており、その研究は世界最高峰と言われています。

ブルゴーニュといえばワインだけではありません。美味しいワインビネガーで作るマスタードやカシスリキュール、エスカルゴも有名です。
かつてディジョン市長だったキャノン・フェリックス・キール氏は、これらブルゴーニュ産物を世に発信するため、白ワイン アリゴテとカシスリキュールを合わせた「キール」を考案したとされています。

このように、クローン研究や販売促進によってブルゴーニュワインを支えてきたディジョン市。ブルゴーニュを語る上では欠かせない場所の1つと言えるのではないでしょうか。

ここディジョン市から、ブルゴーニュの散策は始まります。