インドネシア更紗のすべて―伝統と融合の芸術

チラシ制作:二井デザイン室

「Batik(バティック)」は、蝋による防染を繰り返して複雑な文様を染め上げていく臈纈染め(ろうけつぞめ)のことで、日本では「インドネシア更紗(さらさ)」と呼ばれて親しまれてきました。本展は、バティックの歴史とその魅力を広く紹介するもので、研究者・教育者としてインドネシアに関わってこられた戸津正勝氏の、30年に及ぶ膨大なコレクションから約350点を展示します。国交50周年に向けて王宮及び現代作家、研究者をはじめとするインドネシア共和国諸機関の協力を得つつ、地域ごとに個性的なバティックを国内全域に網羅して、古い伝世品から現代の新進作家の作品まで、空前の規模でバティックを語る、まさにバティック決定版といえるでしょう。


主な展示作品
バラン文腰衣 ジョグジャカルタ、プジョクスモ
ワヤン文腰衣 ジョグジャカルタ 20世紀前半
花鳥文筒衣 北部海岸 19〜20世紀前半
童話「赤ずきんちゃん」文筒衣 北部海岸 20世紀前期
花束文筒衣 プカロガン、セイレン工房 20世紀前期
花束文筒衣 クドゥンニ、オイ・スーチョン工房 20世紀中期
雷文腰衣 20世紀前半
ほか

監修 国士舘大学政経学部教授 戸津正勝
主催 大倉集古館、朝日新聞社
後援 インドネシア大使館、ジョグジャカルタ王宮、マンクネガラ王宮(スラカルタ)、インドネシア・バティック協会、インドネシア日本友好協会、日本インドネシア協会、プカロガン市、プルサダ(インドネシア元日本留学生協会)
助成 国際交流基金、財団法人 文化財保護・芸術研究助成財団
協賛 国士舘大学
協力 (株)ホテルオークラ東京、大成建設(株)
休館日 月曜日(休日の場合は開館)
開館時間 10:00 - 16:30(入館は16:00まで)
料金 一般 1000円
大学・高校生・65歳以上 800円
中学生以下 無料
土・日曜は高校生以下の生徒と引率の両親・教師無料
20名様以上の団体は100円引
大倉集古館 〒105-001 東京都港区虎ノ門2−10−3
電話 03-3583-0781
アクセス
東京メトロ 南北線 六本木一丁目駅より5分
日比谷線 神谷町駅より7分
銀座線・南北線 溜池山王駅より8分
銀座線 虎ノ門駅より10分

セット鑑賞券のご案内
喫茶券1600円/食事券3200円

「インドネシア更紗のすべて」展 関連イベント
★講演会
10月26日(日) 午後2時〜3時
講師: 国士舘大学政経学部教授 戸津正勝氏
場所: ホテルオークラ東京 別館12F メイフェア(定員50名)
料金: 無料(「インドネシア更紗のすべて」展の入場券が必要です)。

★インドネシア宮廷舞踊と音楽の夕べ―ジャワ舞踊とガムラン演奏を楽しむ―
11月8日(土) 午後5時30分開場、午後6時開演
演奏: ランバンサリ
舞踊: 川島未耒(デワンダル・ダンス・カンパニー)ほか
企画: (株)マノハラ http://www.manohara.co.jp/
協賛: グダン・ガラム(昇陽物産) KAJA(www.kaja.co.jp/) cafeUBUD
場所: 大倉集古館展示室
料金: 2000円(「インドネシア更紗のすべて」展の観覧料を含む)、全席自由
※事前お申し込み、詳細は当館までお問い合わせ下さい。

★ファッション・ショー
インドネシア更紗を用いたファッションとガムランを素材とするデジタル・ミュージックによる玉川大学芸術学部ミュージアム・プロジェクト ビジュアル・アート・ショー

11月23日(日)午前11時〜・午後2時〜(上演時間約20分)
場所: 大倉集古館展示室
料金: 無料(入場券が必要です)
※お申し込み不要。直接会場にお越し下さい。

★体験講座「バティック体験―着付講座―」
12月7日(日) 午後2時〜
企画: (株)マノハラ http://www.manohara.co.jp/
場所: 大倉集古館展示室
対象: 身長100センチ以上のお子様と成人女性
定員: 15名程度
料金: 無料(入場券が必要です)
※事前お申し込み、詳細は当館までお問い合わせ下さい。

更紗を楽しむ〜関連展覧会のお知らせ
東京国立博物館
  東南アジア染織陳列 ジャワ更紗(バティック)と経緯絣(グリンシン)
7月29日(火)〜10月19日(日)東洋館第3室
特集陳列「茶人好みのデザイン〜彦根更紗と景徳鎮」
9月9日(火)〜10月19日(日)平成館企画展示室
五島美術館
  特別展「古渡り更紗  江戸を染めたインドの華 ([次回展覧会]をクリック)
10月25日(土)〜11月30(日)

★次回展覧会のお知らせ★
展示会名 “ESPOSIZIONE D’ARTE GIAPPONESE, ROMA, 1930”
追憶の羅馬(ローマ)展―館蔵日本近代絵画の精華
開催日 平成21年1月2日(金)〜3月15日(日)
1930年(昭和5年)、ローマ市中心部の大美術館パラッツオ・デルラ・エスポジツィオーネにおいて、イタリア政府主催による「日本美術展(通称ローマ展)」が開催されました。当時の日本画壇を代表する日本画家たち総勢80名の手による大正末期から昭和初期の日本画168点が出品され、会場の内装には日本から同行した宮大工らにより大小さまざまな床の間を備えた日本的建築空間が再現されました。大倉喜七郎はこの展覧会を全面的に支援し、作品の画料をはじめとする膨大な経費をすべて負担しました。本展では、横山大観が日本を象徴するテーマとして意欲的に取り組んだ畢生の作「夜桜」をはじめ、後に当館の所蔵となったローマ展の主な出陳作品を中心に展観し、当時の美の粋を結集した豪奢な展覧会の様子をお楽しみ頂きます。

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